特殊なテクニックは不必要だと思います。
6Frのガイディングカテーテルを使うテクニックと全く変わり有りません。
<1>coaxial engage
5Fr, 4Frの診断用カテーテルの使用と同様で6Fr以上のGC使用時も当然必須なテクニック。テクニックと呼ぶことすら恥ずかしいです。
カテが柔らかい分、少し無茶なひねり方ができることがあります。
起始異常の冠動脈に対して5Frは有効な場合があります。
先端が少し引っかかってくれれば、その柔軟性を生かして先端だけでもcoaxialに持っていくこともできます。
<2> αループ
LADの病変に対して、αループを描いてバックアップを強くします。この状態ではもしかすると、7Fr以上のバックアップが取れると思います。deepもこのまま行います。
<3> deep engage
6Frのキムニーカテーテル以来のテクニックだと思います。5Frのガイディングカテーテルですから、昔のP-S stentのプロテクティドシースと同じです。それよりずっとしなやかで柔らかいです。深く、深く入れることもできます。病変を越してカテを入れることも可能です(P-Sはそうしていたわけですから)。太いカテよりもずっと安全です。
LADのdeepに関してはαループを描いたままカテを進めるだけです。どこまでも入ってきます。
CXのdeepに関しては、spidar viewで分岐角度を確認してから行った方が良いと思います。αループは有効ではないので、バルーンのアンカーリングをして深く入れていく事が良いと思います。
RCAのdeepに関しては、segment 3までは全然平気です。むしろ深く成りすぎて怖いくらいになります。
deepに入れることは難しくないのですが、そこでのコントロールが難しいです。バルーンやステントの操作でガイドカテは簡単に深く入りすぎたり、抜けてきたりします。ワイヤー、バルーン、カテの関係を考えながら慎重に操作することが大切です。
何より怖いのはdeepを解除するときです。LMTを引っかけて壊してしまったりしないように注意しながらやっています。
deepで操作しやすいのは、ジャドキンスのショートタイプの物だと思っています。
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