| 5Frの日々 | |||
平成20年5月20日 「4Fr GCとCypher」
ときどきだす、細いカテものネタです。最近少なくなったとお叱りも頂くので、今回はちょっと掲載。
4Fr GCはテルモ社より限定販売の形で出荷されております。
私がporcineで実験をさせていただいて「これで販売して良いのでは?こんなヘナチョコだけど、使いヒトは適当に使うんだし、デバイスさえあれば次の世代が使い方をかんがえるんだから!」とGOサインを出したのですが....甘かったです。
porcineはvalsalvaが浅いので得意のαとかγとかの評価には適していません。何となくステントを入れたり、何となくいろんな事ができました。しかも、現在市販しているモノと多少スペックが違ったのか、Cypher 3.5x18mmを使用することができたのです。
ところが、現実はそんなに甘くはなかった。
もちろん、評価の時も「ジャドキンスでもいいけどマルパでもいいんじゃぁない?どうせカテのバックアップなんか期待できないんだから」とは言ったのですが、思ったよりもヘナチョコ過ぎて、ガイドカテのカーブが邪魔なのです。
だからこそ、「うーん、邪魔なガイドがあるよりは....ガイド抜いちゃえ!」と“裸の王様”という技ができたので、このヘナチョコガイドが“裸の王様”の生みの親なのかもしれませんので感謝はしておりますが。
使用するCypherの径ですが、市販モノは3.0mmの短いモノまでしか入りません。試作品よりもスペックダウン?このカテに関しては途中で関わっていないことにされたので事情はわかりませんが、....そんなわけで市販品の4Fr GCは3.0x33mmは当然無理だということでした。
これでは、使用に耐えないカテと言われてもしょうがない!
昔、昔。5Fr Zuma2ができたときも、「4mmのステントが入らないので使用できない!」とか「長いステントはつかえて入らないので存在価値がない」とかいわれておりました。実際には使用可能であったのですが、メーカー推奨ではないということで、使わない理由が一人歩きした形だったのではないかと思います。
今回の4FrGCのCypherの太さ、長さ制限にはちょっと困ってしまいます。メーカーが推奨するしないということではなく現実に入らないというのです。
でも....入りますよ!
もちろん、ちょっと秘密の○○○○を使用しますけど。そう、私の秘密の○○○○はだいたい皆様の想像通りです。
ほーら、3.0x33mmのCypherが入った!
ほーら、3.5x18mmのCypherが入った!
(会員制のページには画像を出しております)
いずれも、私の手技ではなく当科の若い先生達の手技です。
もちろん、“裸の王様”では4frの太さもあれば何でもOKなんですけど、一応GCの限界ということで、皆様に情報としてお伝えいたします。